患者様
八王子市 30代 女性
[症状・病歴]
4ヶ月前にヒールの高い靴を履いて、一日中歩いたり、走ったりと忙しく動いていた。
その日の昼過ぎから突然、左足裏の親指あたりに痛みを感じるようになった。
その夜は、痛みで左足をついて歩けないくらいになってしまった。
翌日も痛みがあり、強い痛みは数日続いたので、整形外科を受診。
その時に足底母指の種子骨炎と診断された。
いろいろ薬をもらったが良くならず。
その時ほどの強い痛みはなくなっているが、親指側に体重をかけたり、つま先立ちをすると痛みを感じる。
今は、ヒールをなるべく履かずにすごしている。
[整体・カイロの治療方法・経過]
つま先立ちをしていただくと痛みが強くなる。
種子骨周辺を触診。
種子骨の特に内側に強い圧痛がある。
種子骨に関係している筋肉は、硬く緊張してしまっている。
母指の中足骨や基節骨などにバランスの悪さが目立つ。
それらが関わる関節と筋肉を調整。
「また、つま先立ちをしていただけますか?」
「あっ!痛みが楽になっています。」
身体のバランスが整っていけば、少しずつ痛みがなくなってくることを説明させていただき、初診は終了。
2回目の来院。
前回の治療後から痛みはぶりかえしていない。
親指側に体重をかけて、つま先立ちをすると痛みがでる。
前回同様、母指周辺を中心に全身を調整。
5回目の治療後からは、ヒールを履いても痛みがそれほどでなくなってきた。
8回の治療を終えると、体重をかけても痛みはなく、ヒールを一日履いても種子骨に痛みは感じなくなった。
[コメント]
種子骨には母指の動きに関係する筋肉の腱が付着しているので、その筋肉が硬く緊張することによって、種子骨にストレスが加わります。
身体のバランスを整え、母指周辺の関節を調整することによって、種子骨炎は軽減されていきます。
なかなか改善されない種子骨炎でお悩みなら、カイロプラクティックで調整してみてはいかがでしょうか?
よろしければご相談ください。