自律神経失調症の症状に手や足のしびれがあります。
自律神経のバランスが崩れるとなぜ手や足がしびれてしまうのでしょうか?
自律神経は交感神経と副交感神経があるのはご存知だと思います。
その交感神経は、細動脈といわれる毛細血管よりも少し大きい血管の太さを調節しています。
交感神経の働きが亢進すると血管は細くなり、逆に働きが低下はすると血管は太くなります。
血管が細くなると血流が悪くなるので、手や足の末端に血液が流れなくなってしまいます。
自律神経失調症で手や足のしびれがでる人は、この血流障害が原因で起こると言われています。
自律神経失調症の方の多くは、交感神経の亢進がみられます。
交感神経が亢進している状態が常に続くと、手や足の慢性的な血流障害が起こってしまいます。
常に血流障害が起こっている状態になると、手や足がしびれてきてしまうのです。
自律神経失調症で、手や足のしびれがでている方は、自律神経のバランスが整ってくるにつれて、しびれも改善されてきます。
自律神経系のバランスを良くさせるためには、その原因を見つけ、改善していく方法が一番の近道だと思います。
原因は人それぞれ違いますし、改善の早さも違います。
自律神経のバランスを崩す代表的なものは、肉体的なストレス、精神的ストレス、アレルギー、低血糖などがあります。
これらは複雑に絡み合っている場合もありますし、ひとつがとても身体に負担になっていることもあります。
どれも治療をすれば良くなっていきますが、原因が根深いとなかなか改善しにくいこともあります。
当院では、原因を細かく掘り下げながら、一つ一つの丁寧に治療させていてだいております。
なるべく早く改善ができるようにサポートさせていただいておりますが、自律神経失調症の場合は、ゆっくりあせらず継続して治療をうけるようにすると良いと思います。
手や足のしびれでお困りならご相談下さい。