虫歯の治療はイヤなものですよね。

最近、奥歯が虫歯になっていて、治療をしてもらいました。

歯医者さんに行くと聞こえてくる「キー、キキ、キー」という歯を削る音、いつ聞いてももイヤなものです。

みなさんは、口の中が酸性になると、虫歯になりやすくなるってご存知でしたか?

口の中は中性になっているくらいが良いらしく、それをコントロールしているのが唾液だそうです。

その唾液にも2種類あって、サラサラしている唾液とネバネバしている唾液があります。

サラサラ唾液は副交感神経、ネバネバ唾液は交感神経によって分泌がコントロールされています。

サラサラ唾液は、副交感神経によってコントロールされているので、リラックスしている時に良く分泌されます。

一方、ネバネバ唾液は、交感神経によってコントロールされているので、悩みや不安、イライラなどのストレスにさらされると、副交感神経の活動は弱まり、交感神経が活発になります。

交感神経が活発になると、唾液の量が全体的に減少し、ネバネバ唾液が分泌されることから、お口の中はネバネバ、カラカラ状態になります。

ネバネバ、カラカラ状態のお口は汚れやすくなり、ムシ歯にかかったり、口臭が出たりしやすくなります。

また、お口の中が乾燥しやすくなりますので、飲食後は特にお口の中が酸性に傾きがちになってしまいます。

酸性の状態が長時間続くと、虫歯菌が繁殖しやすく、歯が溶けてムシ歯になりやすくなります。

このように、自律神経のバランスがくずれて、交感神経の働きが活発になっている状態が長く続くと、お口の中は酸性に傾き、虫歯菌の楽園になってしまいます。

ですから、いつも緊張状態でいると、交感神経の働きが活発になりすぎて、虫歯になりやすくなります。

常にリラックスしている状態も困りますが、食事の時は、楽しい雰囲気で、よく噛んで食事をしていただくと、副交感神経系がしっかりはたらき、沢山唾液が分泌されますので、お口の中は中性になります。

交感神経と副交感神経のバランスが上手に保てていると、お口の中の状態も良くなるのですね。

自律神経と虫歯、関係ないようで関係しているのですね。

「甘いものをあまり食べすぎていないのにすぐ虫歯になってしまう」

とお悩みなら自律神経のバランスを整えてみてはいかがでしょう。

カイロプラクティックは自律神経のバランスを整える効果があります。

自律神経系の働きを整えたい方はご相談下さい。