患者様
60代 女性 相模原
[症状・病歴]
幼少の頃より側弯症があったが、腰痛や背中の痛みを感じることはなかった。
10年くらい前からだんだん、側弯が悪化しているように感じるようになっていた。
それに伴って、背中の痛みを頻繁に感じるようになってしまった。
起きている間は、背中のあたりに慢性的な痛みを感じている。
特に右の背中のハリ感を強く感じる。
仰向けで寝ていても痛みがあって、寝返りでも痛みがでるようになっているので、熟睡ができず、寝不足ぎみ。
朝、起き上がる時はかなり痛みがある。
整形外科を3件位回ったが、側弯症が原因であると言われ、電気治療やマッサージと痛み止めを処方された。
あまり改善されず、娘の紹介で来院した。
[治療方法・経過]
触診をさせていただくと、右の背中がこぶのように硬くなっていて、盛り上がってしまっている。
アクティベーターカイロの検査方法を使って身体の状態をチェック。
腰椎と下部胸椎のバランスがとても悪くなってしまっている。
側弯症があっても痛みのない人は沢山いて、側弯が痛みの原因ではないこともあることを説明させていただく。
アクティベーターを使って、神経や筋肉、関節の機能を改善させる。
身体のバランスが整ったところで、一度痛みを確認していただく。
「ゆっくり起き上がって、背中のハリ感が改善されているか確認して下さい。」
「あ~、さっきよりハリはなくなっています!」
このまま身体のバランスを整えていけば、だんだん改善されてくることを説明させていただき、1回目は終了。
4回目の来院時、寝返りが楽になって、夜中に目を覚ますことがなくなってきた。
8回の治療を終えると、日常生活で感じていた、背中のハリ感はなくなって、全体的に身体が軽くなってきた。
10回の治療で、バランスの悪さもなくなってきたので、メンテナンスをおススメして、終了。
[コメント]
腰痛や背中の痛みがあって、レントゲンを撮ると側弯が見つかることが多々あります。
ですが、側弯が腰痛や背中の痛みの直接的な原因ではないことも多々あります。
レントゲンを撮ると側弯があっても痛みがない人もいます。
側弯だから腰痛になると言うことはないのです。
カイロプラクティックでは、側弯があってもなくても患者様の身体にあった調整をすることによって、身体の機能を改善させ、痛みを軽減させていきます。
側弯症があると言われて、なかなか痛みが軽減されない、側弯症の進行の予防をしたいとお考えでしたら、ご相談下さい。