背中の痛みと腕の痛み患者様

相模原市 50代 男性
 

[背中の痛みと腕の痛み症状・病歴]

10日前から背中のあたり、特に右肩甲骨の内側と右腕の痛みを感じるようになった。
それからは、いつも痛みを感じるようになってしまった。
腕を動かしたからといって、痛みが強くなるようなことはない。

寝ていても弱い痛みを感じている。
ひどい時は、痛みで夜起きてしまうこともある。
痛みは耐え難い感じではないが、重怠い感じがして、嫌な感じ。

2~3日前からは、人差し指と中指にしびれがでてきている。
 

[背中と腕の痛みに対する整体・カイロの治療方法・経過]

首を上下左右に動かしていただく。
特に痛みに変化なし。
右腕をグルグル回していただく。

これも背中や腕の痛みに変化なし。
触診させていただく。
右肩甲骨の内側の筋肉が硬く緊張してしまっている。

その部分を圧迫すると、腕の痛みが増強される。
身体のバランスを診させていただく。
頸椎の7番、胸椎1番から4番までと第一肋骨のバランスが悪い。

その為に、胸椎から肩甲骨に付着している菱形筋が硬く緊張してしまっている。
肩甲骨の内側の痛みと腕の痛みは、この菱形筋の関連痛であると思われる。
それを説明させていただき、施術。

2回目の来院。
「背中や腕の痛みはいかがでしたか?」
「手のしびれや腕の痛みはありますが、横になると背中の痛みをあまり感じなくなっています」

頸椎7番、胸椎1番と肋骨のバランスの悪さがまだ残っている。
これを中心に全身を調整。
菱形筋の緩和操作も行う。

3回目の来院。
「前回の施術のあとからの調子はどうでしたか?」
「手のしびれと腕の痛みも少し良い気がしてきました。」

身体のバランスは、胸椎1番と肋骨がまだ悪い。
これを調整。
その後、少しずつ改善されて、5回目の施術後からは、痛みやしびれがない日が増えてきた。

8回目の来院時には、日常生活ではそれほど気にならなくなっている。
身体のバランスも良い状態に保てるようになってきているので、メンテナンスをすることをおススメして終了した。
 

[コメント]

腕の痛みや手のしびれは、頸椎の問題で起こっていると言われているが、実際はトリガーポイントなどによる関連痛によって出ていることが多々あります。

トリガーポイントは筋肉にできた硬結、いわゆる異常なコリのことです。

このコリができた原因を見つけて改善し、コリができない状態にしてあげると痛みやしびれが少しずつ改善されていきます。

今回の患者様の場合は、背中の筋肉の問題が、腕の痛みや手のしびれを引き起こしていました。

身体のバランスが整ってくるにつれて、筋肉の負担が減り、コリも軽減されてきました。

このように、カイロプラクティックでは、コリの原因となる筋肉や骨格を調整し、症状を改善させていきます。

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