脊柱管狭窄症の患者様
日野市 70代 男性
[脊柱管狭窄症の症状・病歴]
30年位前から慢性の腰痛があった。
3年に一度位は悪化することがあり、だいたい1週間位で強い腰痛はなくなるが、慢性的な痛みは残ってしまう。
10年位前から両足のしびれと痛みがでるようになって、それからだんだん悪くなってきている。
痛みとしびれが強くなってきたので、整形外科を受診し、その時に脊柱管狭窄症の診断を受けた。
整形外科ではリハビリを行って、飲み薬をもらっているが、症状はあまり変化しないので、整体はどうかと思い来院。
痛みは10m位歩くとでたり、寝ている状態から起きる動作や座った状態から立ち上がる動作の時に感じる。
足の重い感じがあるため、うまく歩けないような感じで、足の運びが悪い。
[脊柱管狭窄症に対する整体・カイロの治療方法・経過]
身体を触診させていただくと、左右の腰方形筋といわれる腰の筋肉がとても緊張していた。
身体のバランスをチェックさせていただくと、腰椎の5番と4番、左右の骨盤と股関節の状態が特に悪くなっていた。
特にバランスが悪くなっているところを中心に、身体全体を調整させていただく。
30年来の慢性的な腰痛であるので、回復までにしばらくお時間をいただくことなどをご理解いただき、1回目の施術を終了した。
3回目施術を終えたころに少し足が軽くなった感じがして、歩きやすくなってきた。
5回目の施術後は、前よりも少し長く歩けるようになった。
10回の施術を受けたあとからは、10分位歩けるようになったが、長く歩くと腰の中心あたりに痛みが出てきて、足が重怠くなる感じがある。
20回の施術で、歩行時の痛みはでるがそれほど支障がなくなってきたので、定期的なメンテナンスをおススメして、終了。
[コメント]
脊柱管の狭窄は、痛みやしびれがない人にもみられることがあります。
逆に、狭窄がみられない人にも、痛みやしびれがでることもあります。
手術をしても痛みやしびれが残ってしまうことも多々あります。
注射や薬で良くならない痛みやしびれでお困りなら、一度ご相談下さい。