脊柱管狭窄症の患者様
八王子市 60代 男性
[脊柱管狭窄症の症状・病歴]
数年前から腰痛が気になるようになっていた。
それと共に、疲労感が、あまりとれない感じがするようになっていた。
2~3ヶ月前から、椅子から立ち上がった時に、腰の痛みを感じる様になった。
しばらく、動いていると腰痛はなくなる。
そのころから、10分位歩いていると、しびれがでてくるようになった。
しびれがでてきたら、歩くのを止めて、休むと良くなる。
しびれや腰痛が、強く感じられるようになってしまったので、病院へ。
MRIを撮って、脊柱管狭窄症と言われた。
薬を処方され、様子を見るように言われた。
手術はしたくなく、あまり改善がされないので、他の療法を探して、来院。
[脊柱管狭窄症に対する治療方法・経過]
70歳以上の方の、60~70%に脊柱管狭窄症がみられるという報告があります。
もし、脊柱管狭窄症がしびれや痛みの原因であれば、70歳以上の10人に6人くらいはしびれや痛みがあるということになる。
でも実際は、狭窄症があっても痛むという人はそれほど多くない。
脊柱管狭窄症があっても痛いとは限らないということです。
今回の患者様も、脊柱管狭窄症と言われていましたが、痛みやしびれは改善されました。
しびれや痛みは、筋肉や骨格系の問題で起こっていることもあり、代替療法でも改善されることもあります。
初回時に来院された時、身体のバランスはだいぶ悪くなっていました。
特に骨盤と股関節、下部腰椎は、とても悪くなっていました。
筋肉の緊張も強く、腰方形筋は、とても硬く緊張していました。
これらのバランスを調整し、筋肉の緩和操作も行いました。
2回目の来院。
「調子はいかがですか?」
「少し楽な時もありましたが、それほど変わりません。」
初回から4回位は、悪いバランスの影響が強く、少し良くなっては戻るを繰り返していました。
5回目の来院。
「最近、腰痛やしびれはいかがですか?」
「何となくですが、良くなっている感じがします。」
5回目以降は、悪いバランスの影響が少なくなって、良い状態を保てるようになってきた。
良い状態を保てるようになると、順調に改善されてくる。
その後は、だんだんバランスも良くなり、ご本人の自覚も良い方向に向かっていった。
11回目の来院時には、腰痛はほとんど感じなくり、しびれが少し残っている。
しびれは、少し改善が遅い傾向にあるので、メンテナンスを兼ねて来院されることをおススメして、少し間隔を空けていただくことにした。
[コメント]
脊柱管狭窄は、たまたま見つかることが多い。
特に、中高年では、痛みのない人にも見つかります。
痛みやしびれの原因は様々ですが、筋肉や骨格の問題でも起こります。
カイロプラクティックでは、神経系の働きを良くすることによって、筋肉や骨格のバランスを整えます。
それによって、症状改善のお手伝いができます。
病院でなかなか改善されない脊柱管狭窄症でお困りならご相談ください。