患者様
相模原市 30代 女性
[月経前症候群(PMS)の症状・病歴]
月経前症候群は、20歳くらいから感じ始めた。
PMSは、生理がくる1~2週間前から始まり、生理になって2日目くらいでなくなる。
その後、排卵時期くらいまでは、何もない。
症状は、頭痛、肩こり、過食、イライラしたり落ち込んだりの感情の変化、むくみなどがでてくる。
生理1週間前からは、目がさえてしまって、夜は3時間くらいしか眠れない。
トイレにも行きたくなくなってしまい、1日3回くらいしか、おしっこに行かない。
生理の期間も短く、4日くらいで終わってしまう。
ナプキンがほとんど汚れないことも多いので、量も少ないと思う。
アレルギー体質で、アトピーや花粉症、鼻炎などがある。
[月経前症候群(PMS)に対しての施術方法・経過]
月経前症候群には、アレルギー体質が関わっていることが多く、体質改善されると症状が和らいできます。
この患者様もアトピーや花粉症があることから、アレルギー体質が関わっていることが疑われた。
そのことを説明させていただき、早速検査を行う。
卵や小麦など複数のものに反応がでる。
まずは小麦との反応を改善させるために、施術を開始。
小麦に対しての反応がとても強いので、2~3回の施術が必要であることをお伝えし、1回目は終了。
小麦の反応は、3回の施術でなくなった。
それから卵や発酵食品、カフェインなどの施術を行う。
発酵食品の反応がなくなってきたころから、むくみやイライラなどの症状が軽減されてきた。
カフェインや砂糖に対しての反応が無くなってきたころから、肩こりや頭痛などの身体症状も軽減されてきた。
反応があった、主要なものに対しての施術が終わると、月経前症候群の症状はほとんどなくなった。
[コメント]
アレルギー体質の人は、月経前症候群の症状が強くでる傾向にあります。
自覚している、明確なアレルギー症状がない方でも、アレルギー体質の方は沢山いらっしゃいます。
そういう方は、身体の表面などわかりやすいアレルギーはないが、隠れているアレルギー症状がある方がほとんどです。
アレルギー体質が改善されてくると、PMS症状も軽減されてきます。
根本的な体質改善には、少し時間がかかりますが、薬に頼らず改善されたい方はご相談ください。