自律神経失調症の患者様
小平市 30代 女性
[自律神経失調症の症状・病歴]
この痛みは、約2年くらい前から突然感じ始めた。
この症状は、常にある感じで、どんな体勢をとっても痛みを感じる。
朝夕を通して痛みの変化はない。
痛みで夜起きることもある。
いろいろな検査を受けたが病気はみつからなかった。
足の痛みやしびれに関しては椎間板ヘルニアと診断された。
[自律神経失調症に対する施術方法・経過]
神経系の働きを検査をすると明らかな左脳の機能低下が見られた。
食物アレルギーとストレスに対しても反応がある。
感情(ストレス)と食物アレルギーが原因で神経系の機能低下を起こし、それによって自律神経失調的な症状がでていると思われる。
それを説明させていただき、それぞれに対して治療を行う。
5回のセラピーを終えると頭痛・背中の痛み・肩こりなどはほとんど感じられなくなってきた。
不眠も改善されあまり起きることもなくなってきた。腰やしびれはまだある。
10回のセラピーを終えるとほとんどの症状が安定してきた。
微熱もなくなってきている。
12回のセラピーで快適に生活できるまで改善された
[コメント]
アレルギーは、神経系の働きを乱す原因の一つで、アレルギーが強い人ほど沢山の痛みを訴えることが多い傾向にあるようです。
それにストレスが加わっていると症状がなかなか改善されない場合もあります。
病院ではそういうことはあまり感心がなく、誰が見ても病気とわかるような証拠がなければ病気とは認めてくれません。
症状が沢山でていて、特に見た目で分かる病気の証拠がないと自律神経失調などというような診断になることが多く見られます。
そのような立派な病名がついても、なぜ自律神経失調になったかは考えてくれず、その症状を安定させるようなお薬を与えるだけです。
それで、症状がある程度改善されるのであればそれはそれで、良いと思いますが、薬をやめるとまた症状が再発してしまう場合もあるようです。
根本的に身体を良くしたいとお考えであれば、薬と併用して、西洋医学以外の治療を受けて試ることをお勧めします。