坐骨神経痛の患者様

10代 男性(中学生) 多摩市
  

[坐骨神経痛の症状・病歴]

約1年前から突然、右の足に痛みとしびれを感じるようになってしまった。
部活で毎日走っていたことが原因ではないかと思っている。
走ると必ず痛みがでてくる。

歩いていても弱い痛みがある。
長い時間座っていても痛みがでてくる。
痛みがでてからしばらくして、しびれのような感じもでるようになった。

痛みやしびれが強くなってきたので、病院へ。
そこでは、坐骨神経痛と診断された。
数件病院を回ったがだいたい同じ診断で、ヘルニアではないと言われた。

病院では、電気治療や針治療、マッサージなどを受けたが改善しない。
最近になって、左足にもしびれや痛みがでてきた。
前かがみになると左右の太ももに痛みがでる。

腰痛はなく、お尻から太ももの裏、ふくらはぎに痛みやしびれを感じる。
 

[坐骨神経痛に対する整体・カイロの治療方法・経過]

前かがみをしていただく。
左右の太ももからふくらはぎにかけて坐骨神経痛のような痛みとしびれがでる。
腰を反らしていただいても症状はでない。

うつ伏せになっていただき、身体の状態を確認させてたいだく。
骨盤、特に右の腸骨と股関節のバランスが悪くなっている。
それに伴って、右の殿筋群がとても硬く緊張してしまっている。

硬く緊張している殿筋部分を圧迫する。
押したところに強い痛みがでるのと同時に、右の足にも症状がでる。
おそらく坐骨神経痛の様な症状は、この殿筋の問題によって起こっていると思われる。

殿筋は、骨盤と股関節についているので、それらのバランスが悪くなると硬く緊張することが多い。
それらのことを説明させていただき、施術を開始。
全身を調整したあと、骨盤と股関節、殿筋も細かく調整。

「一度、カイロテーブルから降りて前屈みをしていただけますか?」
下に降りて、前かがみをしてもらう。
「どうですか?」

「太ももの痛みは少し改善された気がします。」
カイロ治療後の注意事項などを説明させていただき、初回は終了。
2回目の来院。

「痛みはいかがでしたか?」
「2~3日は少し良い状態でしたが、だんだんまた戻ってしまいました。」
再度、身体の状態をチェックさせていただく。

まだ、右の骨盤と股関節のバランスが悪く、殿筋の緊張ものこっている。
腰椎のバランスの悪さもまだある。
これらを中心に調整。

3回目の来院。
身体のバランスを診させていただく。
骨盤は少し良い状態になっているが、股関節がまだ悪い。

4回目の来院。
「あれから調子はいかがでしたか?」
「前回の治療後から坐骨神経痛のような痛みは、少し改善されていて、あまり痛みがでなくなっています。」

5回目の来院。
「調子の良い状態は継続できましたか?」
「はい、痛みがほとんど気にならなくなってきています。」

身体のバランスも良く、殿筋の緊張も和らいでいる。
今回調整して、様子をみていただくことにした。
 

[コメント]

坐骨神経痛のような痛みは、筋肉とくに殿筋群が関係していることが多くみられます。
殿筋群の緊張が和らぐにつれて、痛みも軽減されてくる傾向にあります。
筋肉の緊張は、骨格と筋肉を動かしている神経系の働きを改善させることによって、和らいでいきます。

カイロプラクティックは、神経系の働きを改善させることによって、筋肉や骨格を調整していきます。
なかなか改善されない坐骨神経痛でお悩みならご相談ください。
 

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