[腰痛の患者様]
昭島市 60代 男性
[腰痛の症状・病歴]
1週間前に、転倒した後から腰痛がでてきた。
前かがみの動作が一番つらい。
立ったり座ったりの動作でも痛みがでる。
朝起きる時も痛みが強い。
和式便器にしゃがむ様な動作でも痛みがある。
[腰痛に対する整体・カイロの治療方法・経過]
腰痛は、筋肉の過緊張によって感じていることが多い。
筋肉を硬く緊張させるのは、使いすぎや歪み、寝不足やストレスの時もあります。
今回の様に、転倒した際、踏ん張ることによって、過度なストレスがかかり筋肉が硬く緊張してしまうこともある。
急激に筋肉を伸ばしても痛みがでることもある。
転倒した時の状況から、倒れないように踏ん張った状態での筋肉の緊張が疑われた。
身体を触診させていただく。
お尻の筋肉がとても硬くなっている。
転倒しそうになって、がんばった筋肉だと思われる。
この筋肉が常に緊張していると、骨盤や股関節のバランスが崩れてしまう事が多い。
実際に、左右の骨盤と股関節のバランスが崩れていた。
特に左の股関節のバランスの崩れが目立っている。
このバランスの崩れが、筋肉の緊張をさらに高めてしまう。
身体のバランスを整え、緊張している筋肉の緩和操作を行う。
2回目の来院。
「前回から腰痛は変化ありましたか?」
「当日と翌日は少し楽でしたが、また戻った感じです。」
左右のお尻の筋肉である殿筋は、まだ硬く緊張している。
骨盤と股関節のバランスもまだ悪い。
3回目の来院。
「どうですか?腰痛は。」
「少し調子が良かったですが、また戻ってしまいました。」
5回目の来院。
「調子はいかがですか?」
「最近、少し腰痛を感じる強さが変わってきました。」
股関節のバランスの悪さはあるが、骨盤は改善されてきている。
殿筋の緊張も、以前より緩和されている。
11回目の来院。
股関節のバランスも改善されてきて、殿筋の緊張もだいぶ緩和されている。
ご本人も日常生活では腰痛を感じなくなってきている。
状態も良く、ご本にも調子が良い感じなので、身体のメンテナンスをすることをおススメして終了。
[コメント]
転倒する時は、何とか踏ん張ろうと、無意識に身体に力が入ります。
その状態で、身体をひねったりすると、余計に筋肉が硬く緊張してしまいます。
それが継続することによって、痛みや歪みがでてきてしまいます。
その状態を放置しておくと、症状がひどくなりやすくなります。
この程度ならと我慢しないで、早めのケアをおススメします。
腰痛でお悩みならご相談ください。