[腰痛の患者様]
町田市 40代 男性
[腰痛の症状・病歴]
20代の時に、一度ぎっくり腰をやったことがある。
その時は、1週間位で、良くなった。
10年前に体幹トレーニングをしている最中に、腰に違和感がでた。
そのトレーニングが終わってから、すぐに腰痛がでてきた。
それからは、腰痛が慢性化していて、痛みが軽くなったり、強くなったりしている。
ここ最近、腰痛が常にでるようになってしまった。
寝ていても腰に張りを感じるが、それで眠れないことはない。
[腰痛に対する整体・カイロの治療方法・経過]
ぎっくり腰を経験されたあと、適切な処置をしないと腰痛が慢性化してしまうことがある。
痛みが消えたからと言って、バランスが改善された訳ではない。
むしろ、痛みをかばうために違う場所に負担をかけて、腰痛がでないだけになっている可能性がある。
その歪んだ、バランスの悪い状態を長く放置しておくと、どうにもならなくなり、ものすごい痛みがでることもある。
この患者様も慢性化しているので、痛みをかばっている無理な身体の状態になっている可能性がある。
それのツケが今になってでてきて、痛みがだんだん強くなっていると思われる。
身体のバランスをチェックさせていただく。
第五腰椎と骨盤の一部である、左右の腸骨の歪みがでている。
腰の筋肉である、腰方形筋は、とても硬く緊張してしまっている。
これらを中心に全身を調整。
2回目の来院。
「腰痛はどうですか?」
「まだ痛みはありますが、少し良くなった感じがあります。」
腰や骨盤のバランスは、まだ悪い。
腰の筋肉もまだ硬い。
5回目の来院。
「痛みはいかがですか?」
「最近、少し調子良くなってきた感じです。」
腰のバランスは、まだ悪い所が残っているが、骨盤は改善がみられる。
腰の筋肉の緊張も緩和されてきている。
7回目の来院。
「最近、腰の調子はいかがですか?」
「だいぶ痛みがなくなってきています。」
腰と骨盤、筋肉の状態も良くなってきている。
身体のバランスは良く、ご本人の自覚も良くなっている。
今回の調整後は、少し間隔を空け、メンテナンスを兼ねて来院されることをおススメして終了。
[コメント]
痛みがないからと言って、身体のバランスも良くなったとは限りません。
痛みをかばうために、さらに歪みを作ってしまうこともあります。
その悪循環の行き場がなくなると、強い痛みがでてきてしまうことがあります。
悪循環を断ち切るためには、身体のバランスを整え、筋肉の緊張をリセットすることが大切です。
慢性化した腰痛でお悩みならご相談ください。