[ぎっくり腰の患者様]
日の出町 20代 女性
[ぎっくり腰の症状・病歴]
普段、慢性的な腰痛は感じている。
日によって、腰が痛く感じる時とそうでない時がある。
1週間前、靴下を履く時に前かがみになった。
その時に「ピキッ!」としたような痛みを腰に感じた。
動くと余計に悪くなると思い、少し横になった。
しばらくして、起き上がろうとしたが、痛みで起きれなくなってしまった。
その日のうちに、夫に整骨院に連れて行ってもらった。
そこで治療を受けて、少し動けるようになった。
それからは、痛みがなかなか改善しない。
動くと痛みがあって、前かがみが特につらい。
[ぎっくり腰に対する整体・カイロの治療方法・経過]
慢性的な腰痛がある人は、筋肉が硬くなっていて、歪みがある場合が多い。
その状態を放置しておくと、筋肉は余計に硬くなり、歪みも悪化してしまう。
そうなると、ちょっとした動作で、ぎっくり腰になってしまうことがある。
今回の患者様も、慢性化した腰痛の悪循環がもたらしたぎっくり腰。
身体のバランスはとても悪かった。
特に、腰骨の腰椎(ようつい)が悪く、中でも4番と5番の悪さが目立った。
腰の筋肉である、腰方形筋(ようほうけいきん)は、右側が特に硬く緊張してしまっていた。
その影響で、全身のバランスも悪くなっている。
腰を中心に全身を調整。
腰方形筋の緩和操作も行う。
2回目の来院。
「腰痛は、いかがですか?」
「動きやすくはなりましたが、痛みはまだあります。」
腰のバランスはまだ悪いが、筋肉は、硬さが少し改善されている。
前回同様、腰を中心に全身を調整。
3回目の来院。
「腰の調子はいかがですか?」
「また少し良くなっていて、動かしやすくなりました。」
腰の歪みが、少し改善されてきた。
筋肉も、また少し緊張が緩和されている。
5回目の来院。
「腰痛はどんな感じですか?」
「時々痛みはでますが、だいぶ良くなりました。」
腰のバランスは、それほど悪くなくなっている。
筋肉の緊張も緩和されてきている。
全体的なバランスも良い。
間隔をあけてもそれほど悪くならないと思われる。
慢性的な腰痛もあるので、定期的なメンテナンスをおススメして、終了した。
[コメント]
慢性化した腰の痛みは、放置しておくと、いろんな悪さをします。
定期的なメンテナンスや日頃の運動などで、予防ができます。
痛みがなくなると、忘れがちになりますが、日頃のケアが大切です。
ぎっくり腰でお悩みの方、身体のメンテナンスをお望みの方、よろしければご相談ください。