妊婦さんのお尻の痛みの患者様
日野市 ３０代 女性
[妊婦さんのお尻の痛みの症状・病歴]
現在、妊娠４ヶ月。
１週間位前から少しずつ、お尻の痛みを感じる様になった。
痛みを感じる場所は、左のお尻で、下の方が特に痛い。
痛みがでてからは、だんだん痛みが強くなっている。
歩く、起き上がる、寝返り、階段の上り下りなど、動くたびにおしりの痛みを感じる。
座っていたり、横になっていたりすれば痛みはでない。
[妊婦さんのお尻の痛みに対する整体・カイロの治療方法・経過]
妊娠４ヶ月頃になると、少しお腹も大きくなってくるころです。
その体形の変化にともなって、腰やお尻の周りにも負担がかかってきます。
妊娠前のバランスが悪くなければ、体形の変化にスムーズ対応できます。
でも、バランスが悪いと体形の変化に伴って、痛みがでやすくなります。
今回の妊婦さんも、骨盤、特に左の骨盤と股関節のバランスがとても悪くなっていました。
おそらく、妊娠される前からバランスが崩れていたと思われます。
左の骨盤と股関節を中心に全身を調整させていただく。
骨盤と股関節のバランスの悪さに伴って、硬く緊張している殿筋群の緩和操作も行う。
２回目の来院。
「お尻の痛みはいかがですか？」
「翌日は少し良い感じでしたが、また痛くなってしまいました。」
骨盤や股関節はまだ悪い。
お尻の筋肉である、殿筋群の緊張もまだ強い。
４回目の来院。
「調子はいかがですか？」
「少し良くなってきた感じがあります。」
股関節のバランスは少し改善がみられる。
殿筋群の緊張も少し緩和されている。
骨盤のバランスはまだ悪い。
７回目の来院。
「お尻の痛みはどうですか？」
「動くと少し痛みを感じますが、だいぶ良くなりました。」
股関節のバランスは改善されている。
骨盤は前方の変位が少し残っている。
殿筋群の緊張は、だいぶ緩和されている。
今回の調整後は、間隔を空けて様子をみていただき、メンテナンスを兼ねて来院されることをおススメして、終了。
[コメント]
お尻の痛みは、腰や骨盤、股関節のバランスの悪さが原因で起こることが多い。
今回は、妊婦さんで、そのバランスが余計に崩れやすい。
でも、それらを調整し、神経系の働きが改善されると、身体のバランスが良くなり、症状も改善されていきます。
カイロプラクティックは、身体のバランスを整え、痛みを改善させるお手伝いができます。
お尻の痛みでお困りならご相談ください。
