股関節は、大腿骨と骨盤をつなぐ関節で、身体の体重を分散させて足へ伝える重要な役割をしています。
大腿骨と骨盤で構成されているので、骨盤のバランスや足からのバランスの影響を受けやすい関節です。
骨盤と大腿骨の歪みは、直接的な影響があり、膝や足からの関節的な影響もあります。
また、体重を支える為の筋肉も発達しているので、筋肉関連でも痛みが起こりやすくなります。
中でも、殿筋群や骨盤の横にある大腿筋膜張筋は、股関節の痛みに関わりがあります。
サッカーをやる人に多く見られる痛みでは、大腿四頭筋や腸腰筋などが関係していることもあります。
股関節の痛みは、筋肉や骨格の問題で起こることが多いので、カイロプラクティックや整体なども有効です。
ここでは、よくある股関節の症状、カイロプラクティック治療について簡単ではありますが、紹介していこうと思います。
トレーフルカイロプラクティックでは、問診や検査をしっかり行い、様々な股関節の問題に対応しております。
そんな股関節の痛みの代表的な原因と、カイロプラクティックでの対応方法などをご紹介いたします。
ご参考にして下さい。
股関節痛は、足の付け根やその外側、内側などに感じられます。
日常生活の中で痛みを感じ、それがだんだんと悪化してくることが多いようです。
痛み始めは、それほど気にならなくても、悪化してくると歩くのにも支障がでることもあります。
ランニングやテニス、サッカーなどのスポーツ障害で起こりやすい症状でもあります。
普段は、痛みなく過ごせても、運動をすると痛みがでるので、好きなスポーツをできないというお悩みもあるようです。
小学生や中学生でも痛みがでてしまうことがあります。
妊婦さんにも多い症状です。
• 恥骨のあたりが痛む
• 股関節の内側の痛み
• 股関節の外側の痛み
• おしりにも痛みがある
• 痛みで動かせない
• 足の付け根の痛み
• ポキポキ音が鳴る
などがあります。
• 歩くと痛い、歩けない
• あぐらがかけない
• 運動すると痛い
• 運動した後に痛む
• 座ると痛い
• 走ると痛い
股関節は、違和感がでる程度から、痛くて歩けないような症状まで、さまざまです。
大まかに、軽度、中度、重度に分けられます。
軽度:日常生活はできるが、体勢や動きによって痛みや違和感がでる。
中度:立ったり座ったり、歩いたりするといつも痛みあり、日常生活に影響がでてくる。
重度:痛みが強く、歩けないほど痛むこともあり、日常生活が困難になる。
痛みの感じ方は個人差が大きく、患者様が軽度に感じていても、身体の状態はすごく悪くなっていることもあります。
重度になると、改善までに時間がかかることがあります。
ですから、症状の程度にかかわらず、早めに治療を受けることをおススメします。
一般的に言われている股関節痛の代表的な原因は以下のものがあります。
変形性股関節症は何らかの原因で、股関節に変形が生じて痛みを起こすとされています。
変形があっても痛みがでない人もいることから、変形が直接的な原因ではないこともあります。
主に歩いたり立ったり座ったりなどの動作で、股関節や鼠径部(そけいぶ)付近に痛みを感じます。
関節や筋肉の問題で起こっていることもあり、整体やカイロプラクティックでも改善されることが多い症状です。
股関節周囲の筋肉の過緊張が原因で、痛みを感じる症状です。
レントゲンを撮ったが異常がなし、と言われた場合、筋肉の過緊張や歪みがある場合があります。
整体やカイロプラクティックがとても有効な症状です。
骨盤や腰の歪み、臀部の筋肉の痛みが原因で、股関節まで痛みを感じる症状です。
これも、整体やカイロプラクティックがとても有効な症状です。
サッカー選手に多くみられ、股関節や鼠径部に痛みを感じる症状です。
運動時に痛みがでることが多く、普段の生活では、気にならない人もいるようです。
筋肉の問題で起こることが多く、レントゲンでは異常ないといわれることも多いようです。
カイロプラクティックでは、神経系の働きの悪さによる股関節や骨盤、背骨のバランスが原因の一つと考えています。
例えば、骨盤のバランスが悪くなると、体が傾いてきたりして、片方の股関節に体重がかかってしまい、筋肉に負担がかかります。
その状態が長く続くと筋肉が硬くなり、股関節の動きが悪くなってくると徐々に痛みを感じ始めてきます。
初めは、時々痛みがある程度ですが、放置しておくと、歩くこともできないくらいつらくなってしまうこともあります。
そうなる前にケアをしておくことが一番良いですが、ひどくなってからでも遅くはありません。
股関節の痛みの原因を見つけ、そこを施術していけば、症状は少しずつ改善されていきます。
長引く痛みや治らないと思っていた痛みでも、施術の方法を変えれば改善可能かもしれません。
当院では、何が痛みの原因になっているかを判断し、それに応じて治療計画を立てます。
股関節痛は、筋骨格系(筋肉や歪み)の問題が原因で起こっていることが多く、その原因をしっかり見極めて施術を行えば、良くなることが多い症状です。
どの場所で、骨格の歪みがあるか、その歪みの影響でどの筋肉が悪くなっているかなどを特定します。
それに基づいて矯正し、筋肉を緩める緩和操作を行います。
カイロ的な見方で検査をすると、股関節はもちろんそれに関連する骨盤や膝、背骨などにも歪みがでていることが多くみられます。
同じ股関節の痛みでも、その歪み方は一人一人違います。
歪みの方向をキチンと確認したうえで、適切な方向に矯正してあげることが大切です。
痛み止めや牽引などがあまり効果がない方でも症状が改善されている方が沢山おります。
電気治療やマッサージだけでは、根本的な治療になっていないかもしれません。
整形外科や接骨院などでなかなか治らずに悩んでいる方は、ぜひご相談下さい。
我慢しないで早めの治療をおススメ致します。