腰痛の原因や対処法、歪みとの関係性などを紹介 | 八王子整体トレーフルカイロプラクティック

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腰痛の原因や対処法、歪みとの関係性などを紹介


腰痛

腰痛は、日常的に感じる体調不良を調査した結果、男性では1位、女性では2位と男女共にベスト3に入ってしまうほどポピュラーな症状です。

症状の程度や状態は様々ですが、慢性的な腰痛に悩まされている方から突然痛みに襲われる方まで人生で一度は誰でも経験されると思います。

しかし、医学的な腰痛の研究はあまり進んでおらず、レントゲンやMRIなどの検査をするだけで、終わってしまうことが多く、痛みがあってもレントゲンやMRIで特に異常が見つからない場合は、悪いところはないので、湿布と痛み止めで様子を見るように言われることが多いようです。

レントゲンやMRIなどでヘルニアや狭窄症と診断されてもそれが本当の痛みの原因ではないという説もあります。

それは、腰痛などの痛みがない人でもレントゲンやMRIを撮るとヘルニアや狭窄症が見つかる場合もあるからです。

腰部椎間板ヘルニアと診断を受けて入院し、手術をしないで、保存療法を受けた患者さんが5年後にどうなっているかを調査した結果によると、50%の患者さんは症状がなくなっていて、42%の患者さんは日常生活には支障がないという状態です。

92%の患者さんは、腰痛の原因は椎間板ヘルニアですと言われたのにもかかわらず、手術もなしで5年後には日常生活に支障がなくなってしまっています。
この事実からすると、椎間板ヘルニアが腰痛の直接的な原因ではないことがわかります。

それでは、腰痛の原因は何なのでしょうか?
カイロプラクティックでは、腰痛の原因は筋肉や関節などにあると考えています。

腰痛は、慢性的なものから急性なものまで様々で、その原因もいろりろあります。
トレーフルカイロプラクティックでは、問診や検査をしっかり行い、様々な腰痛に対応しております。

そんな腰痛と歪みの関係や代表的な原因とカイロプラクティックでの対応方法などをご紹介いたします。
ご参考にして下さい。
 

このページの目次

 

腰痛になりやすい場所は

背骨

腰といっても、個人個人で認識している場所は様々です。
背中の部分が痛くても腰が痛いという人もいる一方で、おしりのあたりが痛くても腰が痛いという人もいます。

脊柱は、24個の骨が積み木のように重なってできており、解剖学的には上から頸椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)となっており、その下に骨盤を構成する寛骨(かんこつ)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)に分類されています。
骨と骨とは椎間関節といわれる関節でつながっており、骨と骨との間には椎間板と言われるクッションのようなものがあります。
腰は、骨盤の上にある5つの骨、いわゆる腰椎(ようつい)周辺が腰と言われる部分です。

腰痛は、腰椎や仙骨、尾骨付近から起こることが多く、関節や筋肉、靭帯などの問題が関係しています。
腰椎は、頭に近い方から1番2番3番と番号が付いています。
その中で、4番5番あたりに歪みがみつかることが多くあります。

骨盤は、寛骨と仙骨で構成されていて、寛骨と仙骨の関節は、仙腸関節(せんちょうかんせつ)と言われています。
骨盤の歪みは、主に仙腸関節によって起こり、これも腰痛の原因となります。

腰椎周辺の筋肉や骨盤周辺の筋肉も腰痛の原因となります。

 

腰痛の症状と歪み

腰痛は、読んで字のごとく、腰の痛みがあるのが一般的です。

症状としては、この腰骨周辺に痛みがでることが多く、その次に左右のおしりの部分です。
足のしびれや痛みを伴うこともあり、かなり強い痛みを感じる場合もあります。

腰を反らした時に痛みがでる場合、腰の筋肉や関節の問題が疑われます。
特に、腰骨と腰骨の間にある椎間関節(ついかんかんせつ)のバランスが関わっていることが多い症状です。
椎間関節が悪くなってくると、おしりや股関節の方まで痛みを感じることもあります。

前かがみにした時に痛みが強くなる場合は、骨盤の歪みが多くみられます。
骨盤でも、仙腸関節(せんちょうかんせつ)のバランスが悪くなっていることが多い症状です。

運動や作業で痛みがでる場合は、腰の筋肉と腰骨の両方に問題があることが多くみられます。
寝起きにとても痛む場合も、筋肉と骨格の両方の問題があります。
骨格のバランスが悪く、筋肉に慢性的な負荷がかかっていることが多く、右か左のどちらかに痛みが集中することもあります。

歩くとだんだん痛くなってくる脊柱管狭窄症のような症状は、腰骨や骨盤、股関節が複雑にからんで歪んでいる場合があります。このような症状では、バランスがすごく悪くなっていることが多いので、改善されるまでに時間がかかります。

腰痛と共に足にしびれや痛みがある時は、腰骨でも骨盤に近い所が悪くなっている場合が多く、それに骨盤の歪みも加わっています。
骨盤の仙骨(せんこつ)と寛骨(かんこつ)が複雑に歪んでいる場合が多く、歪みの癖も強くなっていて、バランスが良くなるまでに時間がかかることがあります。

 

腰痛の種類

腰痛は、大きく分けると、2つに分類されます。
一つは、原因が特定できる特異的腰痛。
もう一つは、原因が特定できない非特異的腰痛。

特異的腰痛は、病院などで、レントゲンやMRIをとって、原因が分かる腰痛の事を言います。
実は、この特異的腰痛は、腰の痛みを訴えて受診する人の15%と言われています。
その内訳は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症が、それぞれ4~5%、圧迫骨折による痛みは4%で、背骨への感染やガンが1%、内臓関係の疾患が1%未満と言われています。

特異的腰痛以外の残りの85%は、病院で検査をしても原因が分からない、非特異的腰痛の人です。
非特異的腰痛の中には、慢性的な腰痛やぎっくり腰などの人も含まれます。
MRIやレントゲンで痛みの原因がわからないものがあるの?
と疑問に思ってしまう人もいると思いますが、ほとんどの腰痛はこの非特異的腰痛に分類されてしまいます。
この腰痛は、言い換えれば椎間板ヘルニアでもない、脊柱管狭窄症でもない、いわゆる腰痛ということになります。

「こんなに痛みがあるのに、病院では異常なし!と言われました。」ということを患者さんから良く聞く事がありあます。

「痛みがあるのに異常がない?」
「なんで??」
「この腰痛は何が原因なの?」

と疑問に思ってしまいますよね。

腰痛の原因が、レントゲンやMRIでは確認できないので、病院では「病気もないしヘルニアでもない」
だから「異常は見当たりません!」といわれてしまうのです。
お年をめしている方などは、「加齢によるものです」といわれてしまうこともあります。

この異常が見当たらない腰痛の原因は何なのでしょうか?
原因は複雑にいろいろなものが絡んでいる場合もありますが、主に筋肉や関節の問題で起こります。

筋肉が原因で起こるものは、筋筋膜性腰痛と呼ばれています。
関節の問題で起こりやすいのは、椎間関節(ついかんかんせつ)や仙腸関節(せんちょうかんせつ)などがあります。
椎間関節は、背骨と背骨の間の関節で、仙腸関節は骨盤にある関節です。

カイロプラクティックでは、この筋肉や関節の問題で起こる腰痛にとても効果的です。
 

ストレスが原因の場合もある

痛みは身体の異常を伝える為にはとても重要ですが、時には身体に異常がなくても痛いと感じてしまうこともあるようです。

痛みを感じる仕組みに閾値というものがあります。
これは、よくダムの水などに例えられます。

堤防の低いダムを想像して下さい。
そこにゲリラ豪雨のような激しい雨が降ったとします。
堤防が低いので、すぐに水があふれてしまいます。

しかし、堤防が高いダムだったらどうでしょう。
高さが十分にあると激しい雨が降ったとしてもそれを超えてすぐに水が流れ出すことはありません。

痛みを感じる閾値もダムの堤防のようなものを想像していただくとわかりやすいと思います。
同じ刺激を受けても、閾値が高いと痛みを感じにくく、閾値が低いと痛みを感じやすくなります。

ストレスはこの閾値を下げてしまいます。
ですから、通常であれば「腰がこっているな~」という感じの刺激でも、閾値が下がってしまっていると「痛い」と感じてしまうのです。

 

腰痛と歪み

腰痛を感じている人には、歪みが多くみられます。
特に腰椎や骨盤の歪みの影響があります。

腰椎(ようつい)

腰椎イメージ

腰椎(ようつい)は、前後の歪みと左右の歪み、捻じれの歪みがあります。
軽い腰痛の人は、捻じれの歪みだけの方が多いのですが、慢性的な腰痛や痛みが強い腰痛の方には、3方向の歪みが組み合わさることが多くみられます。
腰椎は、5つありますので、どの骨が歪んでいるのか見極めることも大切です。
第1腰椎は、腰の痛みでも背中に近いほうの痛みがでやすく、背すじを伸ばすと痛みを感じやすくなります。
第2腰椎は、捻じれや前後の歪みが多くみられます。
第3腰椎は、慢性的なしつこい痛みに関係していることが多い骨です。
第4腰椎は、慢性的な腰痛から急性腰痛まで、いろいろな腰の痛みに関わっています。生理痛にもかかわっていることが多くあります。
第5腰椎は、第4腰椎と同じく、慢性から急性の腰椎に関わっています。また、ヘルニアのような足の痛みやしびれにも関わることが多い骨です。

 

骨盤

骨盤イラスト
骨盤の歪みも腰痛の原因になることが多くあります。
骨盤は、背骨からつながる仙骨(せんこつ)とその左右にある寛骨(かんこつ)で作られる仙腸関節(せんちょうかんせつ)に歪みがみられます。

仙骨は、前後の歪みが多くみられますが、左斜め前や右斜め前の歪みもあります。
それらは、腰痛はもちろん尾骨の痛みにも関係していることがあります。

仙腸関節は、後方と前方の歪みが多くみられます。それに加えて、骨盤の前側の開きや後ろ側の開きもあります。
これらは、おしりや股関節周りの痛み、ぎっくり腰にもかかわっていることもあります。

仙腸関節や仙骨は、慢性腰痛やしつこい痛みの元になっていることも多々あります。

腰椎や骨盤の歪みは、複雑にからんでいる場合もありますので、歪みの方向をキチンと検査して矯正する必要があります。

慢性腰痛やひどい痛みの腰痛の方のほうが歪みの癖が強く、矯正しても戻りやすいので、定期的な矯正が必要となります。
定期的な矯正をすることにより、歪みの癖が修正され、良い状態をキ-プできるようになってきます。

良い状態が保てるようになってくると、筋肉や関節にかかっている負担が軽減されてきますので、痛みも少しずつ軽減されてきます。

 

腰痛に関連する症状や原因

慢性的な腰痛 >>詳細

何年も腰に違和感があったり、重さや痛みが続いている方で、良かったり悪かったりを繰り返すことが多い腰痛です。
慢性的な腰痛では、腰の重さや痛み・だるさなどを常に感じている場合や、日によってあまり気にならない時もあれば、調子が悪い時もあることがあります。
慢性的になっている場合は、頑固な歪みがみつかることが多く、歪みの癖がとれるまで、根気良く施術を続ける必要がでてくることもあります。
 

急性腰痛(ぎっくり腰)>>詳細

ぎっくり腰は、何かの拍子に突然激痛が走る場合と、少しずつ悪くなり歩けないほどの痛みになるなどの症状がでる場合ばあります。
急性腰痛になる前の段階で、歪みが作られていることが多く、それを改善することで、症状は軽減されていきます。
 

産前産後の腰痛(妊婦さんの腰痛)>>詳細

妊娠することで重心が変化し腰に負担がかかって腰痛がでる場合やもともと慢性的な腰痛があってそれが悪化するケースなどがあります。
また、産後は出産による骨盤のバランスの変化や育児による疲労などで痛みがでる場合があります。
ほとんどの場合で、骨盤の歪みがみつかります。
 

足のしびれや痛みを伴う腰痛

足の痛みやしびれを伴うものの代表的な腰痛は、下記状態によるものが多くみられますが、それだけが原因でないこともあります。
身体の歪みがあり、筋肉や関節に負担がかかって、痛みやしびれになっていることが多く、それを改善することで、症状が軽減されていくケースが多々あります。

 

腰部脊椎分離・すべり症 >>詳細

慢性的な痛みを持つ人にみられることが多いですが、それ自体が腰痛にかかわっていないことも多くみられます。
筋肉や関節に負担をかけている原因を施術することで、症状が改善される事が多い症状です。
 

脊柱管狭窄症 >>詳細

間欠破行が特徴的な症状と言われますが、腰痛など痛みの原因が狭窄でないこともあります。
骨盤や股関節の歪みが関わっていることが多くみられます。
 

側弯症(そくわん症)>>詳細

曲がった背骨を元に戻すことはできないことが多いですが、自覚症状については改善できる可能性が高く、カイロプラクティックはとても効果があると考えられます。
肩こりや腰痛などは、側弯とは関係ないケースもあります。
 

変形性脊椎症 >>詳細

変形は、退行性変性といって、加齢によってでてくることが多く、変形が直接痛みに関わっていない場合も多くあります。
変形があっても痛みを感じていないケースもあり、変形と腰痛との因果関係もはっきりわかっていません。
カイロプラクティックで、歪みを調整すると改善される事が多い症状です。

 

腰痛の対処法

腰痛の対処法について >>詳細

ぎっくり腰の様な急性腰痛と耐えられない痛みではないが、腰が痛いという慢性腰痛に分類できます。
それぞれの対処方法をまとめてみました。

よろしければご参考にしてください。
 

 
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