あなたもこんなお悩みはありませんか?
「病院に行ってヘルニアといわれ、痛み止めと湿布をもらったが、なかなか治らない ・・・」
「ヘルニアで、リハビリや電気治療、牽引をしたが、あまり改善しない ・・・」
「治らないから、手術しかないのかな~ ・・・」
病院でヘルニアと診断され、保存療法(手術以外の治療のことで、薬やリハビリ、牽引など)で様子をみるように言われたら、カイロプラクティックをお試しください。
「薬で治らないのに、整体で治るの?」
と疑問があるかもしれません。
実は、痛み止めは、痛みを止めているだけで、根本的な改善にはなっていないことをご存知でしょうか?
「え~、痛み止めは治していないの!? 」
と思われると思いますが、痛み止めは文字通り痛みを止めているだけで、治してはいません。
これは、対症療法と言われています。
「え~、痛み止めを飲むと痛くなくなるし、飲んでいると治ることもあるじゃん。」
と言われるかもしれませんが、それは、薬で痛みを止めている間に、自分の身体が痛みのを治しているのです。
「痛み止めを飲んでもあまり効果がないな・・・」
「薬を飲んでいる間は良いが、やめるとまた痛くなる・・・」
という方は、自分の身体を治す力が弱まっている可能性があります。
カイロプラクティックは、自己回復力を高めると共に、神経系の働きを改善し、痛みをだしている可能性のある、筋肉や関節のバランスを整えます。
そうすることによって、痛みが少しずつ軽減し、痛みのない生活を取り戻すことができます。
ヘルニアがあっても、痛みやしびれの原因ではないこともあります。
なかなか治らないヘルニアでも、手術をする前に、整体や鍼灸など代替医療を試してみてはいかがでしょうか?
>>手術が必要なものは実は少数 椎間板ヘルニア
ここでは、主に腰椎椎間板ヘルニアについて解説します。
首のヘルニアについてはこちらから
>>頚椎椎間板ヘルニア
ヘルニアという言葉は、良く耳にしますね。
その意味は、からだの決まった場所にあるものが、違うところに出てきてしまった状態のことを言います。
椎間板ヘルニアの場合、椎間板の中心にある髄核(ずいかく)といわれるものが、中心から外に飛び出してしまった状態をいいます。
シュークリームでたとえるなら、なかにあるカスタードクリームが、周りの皮を突き破って出てきてしまった状態です。
まとめると、椎間板ヘルニアとは、椎間板の中味が、外に飛び出したことを言います。
背骨は、24個のつみ木を重ねたような構造になっています。
その背骨の間にあるのが、椎間板です。
椎間板は、背骨と背骨をつなぎ合わせる役割があります。
つなぎ合わせた背骨は、一本のハシラのようになり、脊柱(せきちゅう)と呼ばれます。
その一本のハシラに、柔軟性を持たせているのも、椎間板です。
椎間板は、背骨をつなぎ合わせる役割と背骨が個別に動けるようにする役割があるのです。
椎間板は、お菓子のバームクーヘンに似ています。
椎間板の外側は、バームクーヘンの様な層状になっていて、線維輪(せんいりん)と言われます。
椎間板の中心は、ちょうどバームクーヘンの穴の部分に似ています。
穴の中にあるのが、髄核(ずいかく)と呼ばれる、寒天やゼラチンのような、半液状のゲル状の物質です。
上下には、軟骨終板と呼ばれるものがついていて、椎間板を背骨に固定する働きをしています。
椎間板には血管がないので、背骨から軟骨終板を通って、栄養が供給されています。
日中、起きている間は、重力や身体の重さがあるため、椎間板の水分が外にでていくために、つぶれます。
横になると、起きている時に出ていった水分が戻って、また厚みが増えてきます。
朝起きた時が一番厚みがあり、夜は一番つぶれています。
なので、朝と夜で少し身長差がでてきます。
平均的な人の場合、1日の終わりは、1日の始まりに比べると、身長が1%くらい減ってしまうと言われています。
睡眠をとることで 外に出ていった水分がまた吸収されます。
吸収される水分には、椎間板に必要な栄養もふくまれています。
十分な睡眠をとることは、椎間板にとって、とても重要です。
椎間板の老化予防にもなります。
腰椎椎間板ヘルニアの症状は、腰痛とともにおしりや足に痛みやしびれを感じることが多くみられます。
腰痛だけがある場合と腰痛とおしりや足に痛みやしびれがある場合があります。
腰痛はないけれど、おしりや足に痛みやしびれを感じる人もいます。
腰は、痛みがほとんどで、しびれを感じる人はまれです。
おしりや足に痛みやしびれがあると座骨神経痛と言われることもあります。
• 腰痛や足のしびれ
• 身体を前かがみにすると痛みやしびれが悪化する。
• 朝の痛みが強い。
• しびれや痛みが出ている側の足に体重をかけられない。
• 咳やくしゃみをすると痛みが増す。
• しびれは電流が走るような、ビリビリする感じやするどい痛み
• しゃくねつ感
などがあります。
腰からおしり、太ももの裏から足まで、部分的に感じることもあれば、全体的に感じることもあります。
おしりから足にかけての痛みやしびれは、一般的に坐骨神経痛と言われます。
坐骨神経痛はだいたい8つのパターンがあります。
• おしりだけに痛みやしびれがある。
• おしりと太ももの裏まで
• おしりから太ももの裏、ふくらはぎやスネまで
• おしりとふくらはぎやスネのみで、太ももには症状なし
• おしりには症状がなく、太ももの裏だけ
• おしりには症状がなく、太ももの裏からふくらはぎやスネのみ
• ふくらはぎやスネと足のみ
• 足裏や足の甲のみ
この8つのパターンと腰痛が組みあわさることもあれば、腰痛だけの場合もあります。
腰痛はないけれど、坐骨神経痛だけの場合もあります。
症状の程度は、軽いものから激痛のような重度まで、ざまざまです。
大まかには、軽度、中度、重度に分けられます。
軽度:日常生活はできるが、腰やおしり、足に痛みやしびれがあってつらい。
中度:いつも腰や足に痛みやしびれがあり、日常生活に影響がでてくる。姿勢や動きによって症状が強くなる。
重度:いつも腰や足に痛みやしびれがあり、動くと激痛がはしる。痛みで眠れないこともある。日常生活をおくるのが困難になる。
痛みやしびれの感じ方は個人差が大きく、患者様が軽度に感じていても、身体の状態はすごく悪くなっていることもあります。
重度になると、改善までに時間がかかることがあります。
ですから、症状の程度にかかわらず、早めに治療を受けることをおススメします。
症状として、足が麻痺していたり、膀胱直腸障害(*1)がある場合は、すぐに病院に掛かりましょう。
(*1)膀胱直腸障害:尿や便が出にくくなったり、逆に頻尿や失禁がみられる症状
ここでは、主にカイロプラクティックで行う検査について説明します。
可動域検査:どのくらい動かせるか、できない動きはあるかなどをチェックします。
筋力検査:筋肉を使うと痛みがでるか、筋肉が正しく働いているかなどをチェックします。
触診:手を使って、身体の表面にさまざまな圧迫を加えて、皮膚の下にある筋肉や関節の状態をチェックします。
可動触診:症状に関係のある関節の動きチェックします。(動きが少ないか、動きすぎていないか、歪みがあるかなど)
下肢長検査:左右の足の長さを比較します。足の長さは、首から足まで、身体全体のバランスの悪さがチェックできます。
ストレステスト:背骨や骨盤にストレス刺激を与えて、上下左右、捻じれの歪みがあるかどうかをチェックします。
当院では、これらのテストを組み合わせて、痛みやしびれの原因を特定していきます。
腰痛や坐骨神経痛は、筋肉や関節の働きが悪くなり、それがリセットされずに、長期間続いた時にでてきます。
悪い状態が長く放置されていると、他の部分にも影響を与えます。
痛みの部分だけではなく、からだ全体のバランスをチェックすることにより、再発防止にもなります。
「椎間板ヘルニアの原因」と「ヘルニアの症状(腰痛や足の痛み、しびれなど)の原因」があります。
椎間板がヘルニア(突出)する原因は、姿勢や老化などがあります。
椎間板は、血管がないことに加え、いつも荷重がかかっているので、身体の中でも老化が早いと言われています。
椎間板の老化は、10代後半から始まると言われています。
老化が進むと、椎間板のみずみずしさがなくなります。
食べ物でもそうですが、みずみずしさがなくなり、乾燥してくると、ひび割れがでてきます。
椎間板も老化に伴って、ひび割れてしまいます。
そうすると、ひび割れのところが弱くなり、そこから中心にある髄核がでてきてしまいます。
姿勢によって、椎間板にかかる負荷は、変わってきます。
立っている時よりも座っている時のほうが、椎間板には負荷がかかります。
前かがみの姿勢やカラダをねじった状態も椎間板に負荷がかかります。
重い荷物を運んでいる時にも負荷がかかっています。
ヘルニアは、椎間板の老化と姿勢などの負荷、睡眠不足などの生活習慣によって、少しずつ進行してくるのが普通です。
ヘルニアは、誰にでも起こりますが、痛みやしびれなどの症状がでないこともあります。
腰椎椎間板ヘルニアの中には、痛みやしびれなどの症状が、全くないものがあります。
これは、無症候性ヘルニアと言われます。
>>無症候性椎間板ヘルニア
症状を出すヘルニアか、そうでないものかは、MRIを見ただけでは判断できません。
MRIで、ヘルニアがあっても、痛みやしびれは、確実にそのヘルニアが原因とは限らないのです。
>>椎間板ヘルニアの治療(症状がでないヘルニアや自然治癒するヘルニアの解説)
>>腰椎椎間板ヘルニアの自然治癒ケース
ヘルニアと診断されて、当院で改善されている患者様は、主に筋肉や骨格に原因がありました。
その中でも多いのが、筋肉の問題で、筋筋膜痛症候群(きんきんまくつうしょうこうぐん)と言われています。
ヘルニアと似た症状を起こす、筋筋膜痛症候群になりやすい主な筋肉
• 梨状筋
• 大殿筋
• 中殿筋
• 小殿筋
• 腰方形筋
などがあります。
これらの筋肉は、腰の周りや骨盤周りにあります。
腰や骨盤の周りにある筋肉なので、腰骨や骨盤の歪みとも関りが深い筋肉です。
骨格では、背骨の関節の問題で、椎間関節(ついかんかんせつ)症候群や骨盤の関節の仙腸関節(せんちょうかんせつ)症候群などがあります。
椎間関節症候群は、背骨(主に腰の骨)の歪みと関りがあります。
腰骨は、上下と左右の歪み、それにねじれの歪みがあります。
これらの歪みが、椎間板や筋肉にストレスを与えて、症状を治りにくくしていることもあります。
仙腸関節症候群は、骨盤の歪みと関りがあります。
骨盤は、前後の傾きと開閉の歪みがあります。
この歪みの方向を、きちんと見分けて、調整してあげることが大切です。
椎間関節症候群や仙腸関節症候群は、筋肉の影響受けたり、影響を与えたりします。
坐骨神経痛や腰痛を出す原因は、これらが複雑に絡んで症状をだしている場合がほとんどです。
カイロプラクティックでは、これらの原因を検査で特定し、それにもとづいて施術をします。
カイロプラクティックでは、ヘルニア自体を直接治療するわけではありません。
骨盤や腰骨の歪みを調整することで、筋肉が異常に硬くなった状態(過緊張状態)を緩和させ、痛みやしびれを改善させていきます。
腰骨は、上下左右と捻じれの歪みがあり、骨盤は、前後と開いたり閉じたりの歪みがあります。
背骨や骨盤は、矯正する方向をキチンと確認して、調整します。
骨盤や腰骨のバランスが悪いと、背骨や首にも影響がでてきますので、全身のバランスを整えることも重要です。
硬くなった筋肉は、歪みを悪化させますし、歪みは筋肉を硬く緊張させてしまいます。
筋肉と骨格の調整をすることで、悪循環を断ち切り、改善方向へと向かわせることができます。
歪みや筋肉の過緊張を改善させると、椎間板の負担を減らすこともできます。
椎間板の負担を減らすことで、椎間板の自然治癒にも良い影響を与えることができます。
ブロック注射や痛み止めがあまり効果がない方でも症状が改善されている方が沢山おります。
我慢しないで早めの施術をおススメ致します。
カイロプラクティックでの治療期間は、人それぞれですが、当院での平均的な治療期間を紹介します。
痛みの程度にかかわらず、5~10回位は通院するつもりでいると良いと思います。
症状は、治療していくうちにだんだん緩和されていきますが、ほぼ症状がなくなるまでの期間と考えてください。
個人差がありますので、あくまで目安として参考にしてください。
軽度の場合は、週1回~2回の治療がおススメです。
5回前後を目安に通院してください。
中度の場合、週に1回~2回の治療で、10回前後を目安に通院してください。
激痛があるような重度の症状の場合、週に2回の治療を1ヶ月。
15回前後の治療が必要になってきます。
重度の場合、5回前後の施術で、痛みが少し緩和されてきます。
10回前後で、半分から6~7割は改善されます。
15回くらいの施術をすると、ほぼ痛みなく生活できるようになっていきます。
カイロプラクティックは自然療法ですので、継続的に通院していただくことが必要です。
激痛があっても、歪みの程度や状態によっては早く改善する場合もあります。
逆に、症状は軽くても、継続的な治療が必要なばあいもあります。