テニス肘の患者様
立川市 40代 男性
[肘の痛みとしびれの症状・病歴]
9ヶ月前から、肘周辺に、しびれる様な感じがではじめた。
そのころは、それほど強いしびれではなかったので、そのまま放置していた。
3ヶ月前くらいから、しびれが強くなりだした。
それと同時に痛みもでてきた。
心配になって、病院に行った。
テニス肘と診断。
痛み止めの注射をされ、仕事はしばらく休むように言われた。
仕事を休んで痛み止めの注射を何回かしたが、改善せず。
今は、痛みとしびれが常にあり、肘を使うと痛みが強くなる。
左右両方痛いが、左の肘の方が痛い。
痛みやしびれは肘の内側のほうが強く感じる。
肘から手首あたりまで、痛みやしびれを感じる。
[テニス肘に対するカイロ・整体の治療方法・経過]
肘の内側は、手首や指を曲げる筋肉がついている。
物を握ったり、持ったりすることが多い人に発症しやすい。
今回の患者様も、お仕事で沢山手を使われている。
肘周辺を触診させていただく。
肘の内側に付いている筋肉がとても硬く緊張している。
硬くなった筋肉を圧迫すると、痛みとしびれが増す。
おそらくこの筋肉が痛みとしびれに関係している。
この筋肉に関連する、骨格のバランスも悪くなっている。
特に手首が悪い。
肘と手首を中心に全身を調整。
筋肉の緩和操作も行う。
2回目の来院。
「肘の痛みとしびれはいかがですか?」
「少し良くなった感じがしています。」
筋肉の硬さはまだある。
手首と肘もまだ悪い。
前回同様、手首と肘を中心に全身を調整。
5回目の来院。
「調子はいかがですか?」
「右肘は良い感じですが、左肘はしびれがまだあります。」
8回目の来院。
「痛みやしびれはどうですか?」
「少し、しびれはありますが、仕事をしても大丈夫になりました。」
調整後は、間隔をあけて様子をみながら来院していただくことにした。
[コメント]
今回のケースでは、肘の内側から手首にかけて痛みやしびれがありました。
この痛みやしびれを出していたのは筋肉でした。
筋肉は、疲労が回復しないうちに、また過度な負担がかかると、筋肉が縮んだままとなり、硬くなってしまいます。
その状態が長く続くと、血行が悪くなり、痛みやしびれがでるようになってしまいます。
患者様も手をとても良く使う仕事でした。
その疲労の蓄積が今回の症状となってでてしまったようです。
筋肉が硬くなったままの状態になると、歪みも固定化されて、治りがいっそう悪くなってしまいます。
カイロプラクティックでは、筋骨格を調整することによって、身体を悪い状態から良い状態に切り替えていきます。
症状によって施術回数は変わりますが、なかなか改善されない肘の痛みでお悩みならご相談ください。