患者様
稲城市 40代 男性
[症状・病歴]
25歳の時、椎間板ヘルニアと診断された。
それ以来、しびれと腰痛が慢性的にあった。
7ヶ月前から腰痛としびれが悪化してきて、だんだん悪くなり、右足を引きずらないと歩けないような感じになってしまっている。
この状態になってしまってからは、足がつるような感じが常にあり、夕方になってくると腰痛と坐骨神経痛が増してくる。
最近では、寝ていても痛みで目が覚めてしまうことが多く、睡眠不足になっている。
手術を勧められ、病院で予約をしてきたが6か月先なので、何か他にできることはないか探していたら、知人に勧められて来院した。
椎間板ヘルニアは腰椎の4番と5番の間にあると言われた。
[治療方法・経過]
腰痛とお尻周辺の痛みが強く、歩くのもつらい様子。
腰を丸めていたほうが楽で、そらすと腰痛が悪化する。
身体の状態を診させていただくと、腰方形筋、臀筋がとても硬く緊張していて、腰は腰椎5番の歪みがひどく、右の骨盤と股関節のバランスも悪くなっていた。
問題ある筋肉と関節の調整をさせていただき、腰痛の状態をチェックしていただく。
「あっ! 少し腰を伸ばして歩けます。少し軽くなった感じです。」
1週間後、2回目の来院。
「調子はどうでした?」
「腰痛は少し良くなっている感じがします。右の足の痛みは、ここ2~3日でまた戻ってきた感じです。」
前回同様、腰と股関節を中心に身体全体を治療。
5回の施術で、腰痛やしびれ、足のつっぱり感などの症状は改善。
予防のためのメンテナンスをおススメして、終了。
[コメント]
椎間板ヘルニアの手術をされても再発してしまうケースが沢山あるようです。
再発と言われますが、実際は再発ではなく、原因が椎間板ヘルニアではないということです。
椎間板ヘルニアの手術は最後の手段としてとっておいて、整体や鍼灸・カイロプラクティックなど様々な療法を試してみることをおススメ致します。