椎間板ヘルニアの患者様
あきる野市 ４０代 女性
[椎間板ヘルニアの症状・病歴]
７ヶ月前に腰が痛くなりだした。
腰痛がでた翌日には、足の痛みもでてきた。
病院に行って、ＭＲＩを撮った。
腰骨の４番と５番の間の椎間板ヘルニアと診断された。
それから、薬と注射で、少しずつ痛みは軽減。
腰の違和感は常にあるが、痛みはあまり感じていなかった。
１ヶ月前に、腰に負担のかかるような作業をした。
その翌日から違和感が強くなり、痛みに変わってしまった。
長く座っていたり立っていたりすると痛みが強くなる。
朝起きた時は、しばらく痛みが強い。
前かがみをすると痛みがでる。
[椎間板ヘルニアに対する整体・カイロの治療方法・経過]
椎間板ヘルニアと診断された腰痛。
ヘルニアは、手術をしていないので、そのまま残っている。
ヘルニアは残っているが、痛みは軽減されていた。
作業後に、痛みが再発したことを考えると、筋肉や関節の問題かもしれない。
早速、身体のバランスをチェックさせていただく。
腰椎（ようつい）の４番、５番の右後方回旋と前方への変位がある。
それに伴って、左の腰方形筋（ようほうけいきん）がとても硬く緊張してしまっている。
骨盤のバランスも悪く、左の殿筋の緊張も強い。
骨盤と腰椎のバランスの悪さと、それに伴う筋肉の過緊張状態が、腰痛の原因だと思われる。
これらを調整する。
２回目の来院。
「腰の調子はいかがですか？」
「腰は痛いですが、何となく、良い感じはします。」
腰椎、骨盤ともまだ悪い。
筋肉の緊張もまだ強い。
３回目の来院。
「前回から何か変わったことはありましたか？」
「特に変わりはありません。」
６回目の来院。
「最近、腰痛はどうです？」
「違和感のようなものはありますが、痛みは感じなくなっています。」
骨盤のバランスは、改善されてきている。
腰椎は、５番がまだ悪い。
筋肉の緊張の改善もみられる。
９回目の来院。
来院時のチェックでは、腰椎、骨盤ともバランスが良い状態になってきている。
筋肉の緊張の緩和もみられる。
ご本人もそれほど腰痛は気にならなく生活できている。
今回の調整後は、少し間隔を空けて様子をみていただき、時々メンテナンスを兼ねて来院されることをおススメして終了。
[コメント]
椎間板ヘルニアは、痛みやしびれの原因ではないことがあります。
ヘルニアがみつかっても、何も症状がないケースも多々あります。
腰痛や足のしびれ、痛みは、筋肉や骨格系の問題で起こる場合もあります。
そういうケースでは、カイロプラクティックや整体などの代替療法が有効です。
カイロプラクティックでは、筋肉や骨格などを調整し、腰痛やしびれの早期改善を促します。
なかなか改善されないしびれや痛みは、筋肉や骨格が原因かもしれません。
よろしければ、ご相談ください。
