食道裂孔ヘルニアと逆流性食道炎の患者様
40代 女性 町田市
[食道裂孔ヘルニアと逆流性食道炎の症状・病歴]
胸のあたりが詰まるような感じで、息苦しくなるような症状が1ヶ月前からでてきた。
胸焼けのような感じも出てきたため、病院を受診。
食道裂孔ヘルニアによる逆流性食道炎と言われた。
ネキシウムという薬を処方され、飲んでいるが全然状態が良くならない。
自分では、2年前からいろいろなストレスが重なっているので、それが原因かもと思っている。
[食道裂孔ヘルニアと逆流性食道炎に対するカイロ・整体治療方法・経過]
ストレスは胃にくることがあるので、それが原因かもしれない。
早速、ストレスが身体に影響があるか神経筋反射を利用して、調べてみる。
思い当たるストレス全部を調べるが、身体に影響はでていなそうである。
身体の状態を検査。
胸椎と腰椎のバランスが悪い。
背中全体に筋肉の張りがある。
自律神経には内臓体性反射や体制内臓反射といわれるものがある。
簡単に言うと、内臓の状態が身体に現れ、身体の刺激が内臓に影響を与えるということ。
カイロプラクティックはそれを応用して、内臓の不具合を改善させていく。
特に背骨は自律神経系と関連が深い。
それらを説明させていただき、施術を開始。
足先から首まで、身体全体を調整。
特に悪かった胸椎、腰痛を入念に調整。
施術後の注意事項などを説明させていただき、初回は終了。
2回目の来院。
「施術後、何か変わったことはありましたか?」
「当日は少し筋肉痛な感じでした。症状は少し和らいだ感じです。」
身体のバランスを再チェック。
腰椎は少し改善されているが、胸椎はまだバランスが悪くなる。
胸椎を中心に全身を調整。
関連する筋肉も整える。
3回目の来院。
「胸やけや息苦しさはどうでしたか?」
「天候が悪い時に強くなる気がしますが、それ以外は調子良くなってきました。」
5回目の来院時には、症状を感じることが少なくなってきた。
バランスも安定し始めた。
8回目の来院時には、日常生活に支障がなくなり、歪みも悪くなることがなくなってきた。
症状、歪みとも改善されているので、メンテナンスで時々身体の調子を整えながら様子をみていただくことにした。
[コメント]
胃腸は、脳と自律神経系によってつながっています。
脳のストレス(不安、悩みなど)と胃腸のストレス(暴飲暴食、冷たい食物による冷えなど)は互いに影響しあって、悪循環を生み出してしまいます。
不眠や疲労によるストレスも脳のストレスとなり、胃腸に影響を与えたりします。
カイロプラクティックは、自律神経系の働きを改善させることによって、この悪循環を断ち切ります。
それによって、胃腸の働きも改善されていきます。
逆流性食道炎でお悩みならご相談ください。