顎の痛み・顎関節症の患者様
国分寺市 30代 女性
[顎の痛み・顎関節症の症状・病歴]
中学生くらいから、顎がガクガク鳴ることがたまにあった。
音がなっても、すごく痛くなることはなかったので、放置していた。
4ヶ月前に、子供を出産。
それが関係あるかわからないが、その頃から痛みがでるようになった。
口を開けたり、物を噛む時に痛みがでるようになってしまった。
顎の痛みがひどい時は、耳のあたりまで痛みを感じる。
噛んだり、口を開けたりしなければ、痛みはない。
最近は、顎のあたりに、常に違和感がある。
歯医者さんでは、顎関節症と言われ、マウスピースをはめて寝るように言われた。
しばらくマウスピースをつけていたが、あまり改善されていない。
[顎の痛み・顎関節症に対する整体・カイロの治療方法・経過]
長年音が鳴っていて、出産してから痛みがでている。
出産の時、いきみなどで歯を食いしばってしまい、顎関節に問題が生じてしまったと思われる。
長時間歯を食いしばっていると、関節や筋肉に負担がかかってしまうことがある。
もともと、顎の音がなっていたので、影響を受けやすかったと思われる。
顎関節周辺を触診させていただく。
側頭筋や咬筋(こうきん)が硬く緊張してしまっている。
顎のバランスをチェック
右の顎関節のバランスが悪い。
下顎骨が上方と後方、外側に変位している。
骨格と筋肉を調整。
2回目の来院。
「顎の痛みはいかがでしたか?」
「施術した後、2~3日は少し良かったです。」
下顎骨は、後方変位が少し改善されてきている。
側頭筋や咬筋はまだ硬い。
3回目の来院。
「顎関節の調子はどうでしたか?」
「噛むと痛いですが、口を開ける時の痛みはなくなっています。」
5回目の来院。
顎関節は、上方変位が残っている。
筋肉の緊張も緩和されてきている。
6回目以降は、少しずつバランスも良くなり、痛みのない日が増えてきた。
8回目の来院時には、痛みはほぼ気にならないまでに改善。
その後は、間隔を空けて様子をみていただくことにした。
[コメント]
口を開けたり閉じたりする時に、顎から音がなる場合は、顎のバランスが崩れてきていることが多い。
音がなっていても痛みがでないこともあり、特に問題ない場合もありますが、痛みがでたら早めのケアをおススメします。
顎関節症や顎の痛みでお悩みならご相談ください。