顎の痛み・顎関節症の患者様

あきる野市 40代 女性
 

[顎の痛み・顎関節症の症状・病歴]

20年前くらいに、口を大きく開けた時、顎が「ガクッ!」となった。
それから、しばらくは痛みがでていた。

顎の痛みが無くなったころから「ジャリジャリ」した感じの音が鳴るようになった。
音も放置していたら、だんだん無くなってきた。

音が鳴らなくなったころから、今度は、顎が凝っているような重い感じがでてきた。
重い感じがでてからは、痛みが再発。

特に、大きく口を開けると痛みが強くなる。
口を大きく開けないようにして、生活していた。

5年前、痛みが強くなり、口を開けられなくなってしまったので、口腔外科を受診。
顎関節症と診断された。
マウスピースを作り、それで様子を見るように言われた。

ご飯を食べれるくらいにはなったが、それ以来調子が悪い。
最近、また顎の痛みが強くなってきた。

姿勢が悪く、歪みが関係していると思い、来院した。

[顎の痛み・顎関節症に対する整体・カイロの治療方法・経過]

20年来の顎関節症。
長い間患っていると、他の部分にも悪影響がでてくる。

そうなると、顎のバランスを整えてあげても再発してしまうことが多い。
顎もしっかり調整することはもちろん、他の部分の調整も必要となる。

まずは、顎関節をチェック。
顎の痛みがでている、右側のバランスが悪い。

上方、後方、右横の変位がある。
複雑に歪んでしまっている。

身体も、首や背中、腰に歪みがでてしまっている。
顎関節に関係が深い、首は特にバランスが悪い。

これらを調整。
顎関節に関係している筋肉も調整。

2回目の来院。
「顎の痛みはいかがですか?」
「少し良い気がしますが、痛みはまだあります。」

顎のバランスは、まだ悪い。
身体は、良くなっているところもあるが、全体的には、まだ悪い。

前回同様、顎と全身を調整。

5回目の来院。
「顎の調子はどうですか?」
「最近は、食べるのには支障がなくなりました。」

顎のバランスはまだ悪いが、始めの頃よりは、改善されてきている。
顎関節に関係している筋肉は、緩和されてきている。

8回目の来院。
この頃になると、顎のバランスも改善されてきた。
患者様も痛みを感じることが少なくなっている。

身体全体のバランスも良くなってきている。
調整後は、様子をみて、痛みがないようなら、少し間隔をあけていただくようにした。

時々メンテナンスを兼ねて来院されることをおススメして終了。
 

[コメント]

長く患っていると、痛みがある部分をカバーするために、他の部分に影響がでてきてしまいます。

そうすると、痛みがある場所だけ施術していても改善されにくくなります。

今回の場合は、顎関節の問題が首や背中、腰骨にまで影響していました。

顎関節のバランスを整えても、今度は、首や背中の影響で、顎関節が悪くなってしまいます。

再発防止のためにも身体全体を調整することが大切です。

カイロプラクティックでは、全身を調整することにより、早期改善を目指します。

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