顎の痛み・顎関節症の患者様
福生市 50代 女性
[顎の痛み・顎関節症の症状・病歴]
3年くらい前から、口を大きく開けると痛みがでるようになる。
その時は、歯医者で顎関節症と診断され、マウスピースを作成。
それを歯に装着して寝ていた。
1週間位つけていたら、だんだん痛みがなくなった。
2週間前から、口を開けると痛みがでるようになってしまった。
すぐに歯医者を受診し、顎関節症と言われた。
前回同様、マウスピースを作成。
それから1週間位つけているが、今回は全然痛みがひかない。
鈍痛のような痛みが、左の顎にいつも感じるようになってしまった。
[顎の痛み・顎関節症に対する整体・カイロの治療方法・経過]
顎の痛みは、背骨のバランスと関係していることが多い。
顎関節は、頭蓋骨と顎の骨でできている。
頭蓋骨は、背骨の上にのっている。
背骨のバランスが崩れると、重心がズレてしまう。
そうすると、左右どちらかの顎に負担がかかりやすくなり、痛みがでてしまう。
顎の痛みがでて、すぐに施術をすれば、背骨のバランスを整えるだけでも改善することもある。
今回の患者様は、3年前にも症状がでている。
ですから、背骨も顎も悪くなっている可能性がある。
全身をチェックさせていただく。
首の付け根から背中と首の上のほうのバランスが悪い。
顎のバランスも悪くなっている。
これを調整。
改善には少し時間がかかるかもしれないことをお伝えし、初回は終了。
2回目の来院。
「顎関節症はどうですか?」
「少し良くなって感じがします。」
首の付け根のバランスは、改善されているところもある。
後頭部に近い、首の上の方と顎のバランスは、まだ悪い。
これらを調整。
5回目の来院。
「顎の痛みは、最近どうですか?」
「口を大きく開けると痛みがでますが、普段はそれほどでもありません。」
首のバランスは良くなってきている。
顎は少し悪い所が残っている。
7回目の来院時には、顎のバランスも改善されてきた。
患者様、ご本人もそれほど痛みを感じなくなっている。
バランスも良く、顎関節症の自覚もなくなってきているので、今回の調整で、様子をみていただくことにした。
その後は、メンテナンスを兼ねて来院されることをおススメして終了。
[コメント]
顎関節症は、顎関節自体に原因がある場合と背骨に原因がある場合があります。
顎関節自体に原因があった場合でも、長い間その状態を放置しておくと、背骨にも影響がでてきます。
そうすると、顎関節自体を調整しても、背骨のバランスの悪さによって、治りにくくなります。
カイロプラクティックでは、全身のバランスを調整することで、早期改善を目指します。
顎関節症や顎の痛みでお悩みならご相談ください。