顎の痛み・顎関節症の患者様
府中市 30代 女性
[顎の痛み・顎関節症の症状・病歴]
6年前くらいに顎の痛みがでて、歯医者に行ったことがある。
その時は、顎関節症と診断され、マウスピースをつくった。
その時は、しばらくして良くなった。
3週間前から、顎に違和感がでてきた。
4日前からは、口をあけると痛みがでるようになってしまった。
それ以来、口を大きくあけられない。
指2本がやっと入るくらいしか、口をあけられない。
痛みがある左顎をかばっていたせいか、右の顎の痛みもでてきた。
[顎の痛み・顎関節症に対する整体・カイロの治療方法・経過]
顎の痛みは、顎関節かあごの筋肉が関わっている場合がある。
片側で噛む癖とか食いしばり、うつぶせ寝などが引き金となる。
根本には、背骨や顎関節のバランスの悪さがあることが多い。
バランスの悪さがひどくなければ、改善が早い傾向にある。
バランスがとても悪いと、悪い癖がついているので、改善されるのに時間がかかる傾向にある。
今回の患者様は、慢性化していて、身体に悪い癖がついていた。
初回時に、身体のバランスをチェックさせていただいた時は、身体も顎もとてもバランスが悪くなっていた。
骨盤から背骨、顎のバランスを整え、顎の動きに関わる筋肉の緩和操作も行った。
初回から4回目までは、悪い癖が強く、バランスはなかなか安定しなかった。
5回目の来院。
「あごの調子はいかがですか?」
「前よりは、少し口が大きくあけられるようになってきています。」
このころになると、良い状態が少し保てるようになってきた。
8回目の来院。
「あごの痛みはどうですか?」
「だいぶ減ってきています。」
骨盤や背骨のバランスは、改善されてきている。
顎は、前下方の変位が残るが、だいぶ良くなってきている。
口の開閉に関わる、顎の筋肉の緊張も、だいぶ緩和されてきている。
今回の調整後からは順調に改善された。
12回目の来院時には、バランスも良く、患者様御本人も痛みはそれほど感じない状態までに改善。
それ以降は、定期的なメンテナンスを兼ねて来院されることをおススメして、終了。
[コメント]
身体のバランスは、慢性化するほど改善に時間がかかる傾向にあります。
また、慢性化すると他の部分のバランスにも影響がでてきてしまいます。
顎の痛みや顎関節症なども同様で、慢性化すると首や背骨にも影響してしまいます。
そうなると、改善も遅くなる傾向にありますので、早めのケアをおススメします。
もちろん、慢性化しても改善は可能です。
顎関節症や顎の痛みでお悩みならご相談ください。