顎の痛みの病歴と症状
- 数年前から左顎がカクカク鳴るようになってしまった。
- 2~3ヶ月くらい前からだんだん顎の痛みがでるようになってきた。
- 食事の時や歯磨き、あくびをするなど口を開ける動作で痛みがでる。
- 特にあくびをする時は、痛みが強いので中途半端なあくびになってしまう。
- おもいっきり口を開けることができないので、大きなおにぎりやお寿司は口に入らない。
施術と経過
初回来院時
こんにちは。
お口をあけると痛みがあるということですが、口をあけた時に、指は何本くらいはいりそうですか?
無理はしなくてもよいので、確認していただけますか?
こんにちは。
はい、やってみます。
・・・
そうですね、指2本がやっとです。
ありがとうございます。
わかりました。
痛みはどのあたりに感じますか?
痛いのは、左耳の前からコメカミのあたりです。
そうですか。
わかりました。
では早速ですが、身体のバランスをチェックさせていただきたいと思いますので、うつ伏せに寝てください。
うつ伏せになっていただき、身体をチェックさせていただく。
身体のバランスをチェックさせていただくと、骨盤と首と背中の骨のつなぎ目あたりに歪みがある。
顎関節は、痛みがある左側が、上方、後方、左横に歪みがあり、顎を動かす側頭筋の緊張があった。
顎関節は背骨が軸となっているので、背骨の歪みが顎に影響を与えることがあるので、最初に身体全体のバランスを調整。
その後、顎関節を調整させていただく。
調整がおわりましたので、一度起き上がってください。
また、口をあけてみてください。
はい。
まだ、痛みはあります。
さっきよりは、口はあけられます。
指3本までは入りませんが、2.5本くらいは開けられるようになりました。
お身体全体の状態ですが、骨盤と首と背中の骨のつなぎ目あたりに歪みがありました。
顎は、痛みを感じている左側が、上と後ろ、左横に歪んでいました。
それに伴って、顎を動かす側頭筋という筋肉が硬く緊張していました。
顎を動かすためには、背骨が安定している必要があります。
背骨が歪んでいると不安定になり、口を開けたり閉じたりする時に顎にとても負担がかかります。
それが原因で顎に歪みができることがあります。
顎に歪みができると、噛む時や口をあける時に筋肉にとても負担がかかります。
負担がかかった状態が長く続くと筋肉が硬く緊張してしまいます。
今が、その悪い状態になっています。
それを改善するために背骨と顎、顎の周辺の筋肉を調整させていただきました。
身体と顎のバランスが良くなり、その状態が継続できるようになると顎の痛みが少しずつ軽減されてくると思います。
そうですか。
わかりました。
2回目の来院
こんにちは。
カイロの施術を受けた後、何か変化はありましたか?
こんにちは。
ちょっとは口を開けやすくなった感じがします。
でも大きくは開けられないです。
わかりました。
身体のバランスが安定すれば、痛みもだんだん軽減されて口も開けやすくなると思います。
また、身体のバランスをチェックさせていただきながら、施術させていただきますので、横になってください。
はい
早速、身体をチェックさせていただく。
骨盤と首と背中の骨のつなぎ目あたりの歪みは少し改善がみられる。
顎関節の歪みはまだある。
顎に関連する筋肉の緊張もまだある。
顎を中心に全身を調整。
顎周辺の筋肉の緩和操作も行う。
3回目以降
3回の施術後から、あくび以外では痛みがなくなってきた。
5回の施術を終えるとだいぶ口を大きく開けられるようになったが、あくびの時、一番大きく開けた最後で痛みが残る感じがある。
6回の施術でほとんど痛みがなくなったので、日ごろのメンテナンスをお勧めして施術を終えた。
コメント
あごの関節は、背骨が軸となっていて、その軸が歪んでいると顎関節の片方に負荷がかかり、痛みを出すことがあります。
また、無意識のうちに片側で噛む癖があったりしてもバランスを崩す要因になります。
顎関節のバランスの崩れが背骨に影響を及ぼすこともあれば、逆の事もありますので、両方のバランスを診ることが大切です。
顎関節症、顎の痛みでお悩みなら、ご相談ください。