病歴と症状
- 2ヶ月位前からぎっくり腰を2週間に1回位の割合で、良くなってはまたぎっくり腰になるというようなことを繰り返した。
- 3回目のぎっくり腰になったときが一番ひどく、何日も前かがみの姿勢でいなければ痛くて歩けないほどだった。
- 痛みは、左の肩甲骨の下あたりから左側の腰にかけてと、左の太ももの外側、ふくらはぎの外側に感じる。
- 腰全体にも痛みはある。
- 歩くと特に腰痛と左足の痛みが強くなる。
- 長時間座っていても腰痛がでてくる。
- 整形外科では1回目のぎっくり腰の時は、椎間板ヘルニアと診断され、3回目のぎっくり腰の時では椎間板ヘルニアを通り越して脊柱管狭窄症と言われた。
- 整形外科では牽引と温熱療法を受けている。
- 腰痛は、一番悪いときよりも改善されているが、それ以上変化がないため来院。
施術と経過
初回来院時
腰や足の痛みの原因は様々で、椎間板ヘルニアだけがそれらの原因ではないことがあります。
痛みが強ければ強いほど何かが神経に触れているのではないかと考えたくなると思います。
お医者様でも椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症という診断をもらうとなおさらそれが強くなります。
しかし、痛みの原因はそれだけでなく、いろいろあります。
今回のケースでは、筋肉や骨格の問題が痛みをだしていました。
お身体の状態をチェックさせていただく。
まずは触診。
腰とお尻の筋肉がとても硬く緊張している。
身体のバランスは、腰部・骨盤周辺・股関節に特に悪さが目立つ。
腰と骨盤、股関節を中心に全身を調整。
筋肉の緩和操作も行う。
施術がおわりましたので、起き上がっていただけますでしょうか。
はい。
お身体の状態ですが、腰と骨盤、股関節のバランスが特に悪くなっていました。
その影響で、腰とお尻の筋肉も硬くなっていました。
腰と骨盤、股関節のバランスの悪さと、それに伴う筋肉の硬さが痛みの原因だと思います。
腰と骨盤、股関節など身体全体のバランスが安定して、筋肉が緩んでくると症状もだんだん改善されてくると思います。
身体のバランスが安定するまで、がんばって少し通院してみてください。
2回目の来院
痛みやしびれはどうでしょう?
少し良くなった感じがしましたが、また戻ってしまいました。
早速、身体の状態を確認させていただく。
腰と骨盤、股関節のバランスはまだ悪い。
腰やお尻の筋肉の硬さもまだある。
悪い所を中心に身体のバランスと筋肉を調整。
5回目の来院
調子はいかがでしたか?
歩いた時の強い痛みはなくなりましたが、痛みはあります。
座っていても少し楽になりました。
身体の状態を確認させていただく。
骨盤と股関節のバランスは改善がみられる。
腰は少しは良いがまだ悪い所が目立つ。
筋肉の硬さは少し緩和されてきている。
悪い所を中心に全身を調整。
筋肉の緩和操作も行う。
6回目以降
6回目以降は、少しずつ改善されて、8回目の施術の後からは、順調に改善。
11回の施術で日常生活には困らないまでに改善。
その後は、間隔を空けながら、メンテナンスを含めて身体を定期的に施術されることをおススメして終了。
コメント
椎間板ヘルニアと診断されても症状はさまざまです。
その人にあった治療が早期回復の近道です。
椎間板ヘルニアだからと言って、それが全ての原因ではないことがほとんどです。
この患者様は、医師に診てもらって治らないので、足の痛みはもう改善しないとあきらめていたそうです。
医師に椎間板ヘルニアが原因であると言われても、また別の角度から症状を見てみるとそれとは違う原因が見えてくることがあります。
その原因を取り除くことによって、身体の治る力が戻り、痛みを改善できます。
改善までの道のりはひとぞれぞれですが、原因を見つけそれを治療すれば、少しずつでも症状は改善されていきます。
病院などでだめなら違う方法を試すのも良いと思います。
今回のケースのようにきっと良い方法が見つかると思います。