病歴と症状
- それまでは、あまり腰痛を感じた事がなかったが、1ヶ月くらい前に、急に腰痛を感じ始めた。
- 最近、仕事で重い荷物を運ぶようになったことがきっかけかもしれない。
- 腰痛を感じ始めてからは、常に右のお尻からふくらはぎにかけて違和感があり、ずっと座っていると痛みがだんだん強くなってくる。
- 前かがみや靴下を履く動作では、激痛がはしる。
- 立っている方が比較的楽である。
- 整形外科では、腰椎椎間板ヘルニアと診断され、痛み止めの点滴と牽引の治療をうけていたが、なかなか改善されないので、他の治療を探していた。
施術と経過
初回来院時
前屈は腰痛があって、ほとんどできない。
腰をそらす動作は行えるが、腰の付け根の部分に少し痛みを感じる。
早速、身体の状態をチェックさせていただく。
触診させていただくと、右腰と右のお尻のあたりに筋肉のハリがあって、少し押すと痛みがでる。
次に身体のバランスをチェックさせていただく。
腰椎と骨盤の中心にある仙骨との間にある関節と右の骨盤のバランスが特に悪くなっていた。
悪い所を中心に全身を調整。
施術がおわりましたので、起き上がっていただけますでしょうか。
はい。
無理をしなくて結構ですが、前かがみをやってみていただけますか?
はい。
先ほどよりは前にまげられます。
でも痛いですね。
そうですか。
わかりました。
ありがとうございます。
お身体の状態ですが、腰の一番下の骨と骨盤のバランスが悪くなっていました。
その影響で、右の腰とお尻の筋肉も硬くなっていました。
腰と骨盤のバランスの悪さと、それに伴う筋肉の硬さが痛みの原因だと思います。
腰と骨盤と身体全体のバランスが安定して、筋肉が緩んでくると症状もだんだん改善されてくると思います。
身体のバランスが安定するまで、がんばって少し通院してみてください。
2回目の来院
調子はどうでした?
少し良い状態が2~3日続きましたが、日が経つにつれてまた戻ってきてしまいました。
早速、身体の状態を確認させていただく。
右の骨盤周りは少し良くなってきているが、まだ腰と仙骨の関節はバランスが悪い。
悪い所を中心に身体のバランスと筋肉を調整。
6回目の来院
痛みはいかがですか?
前かがみをすると少し腰は痛いですが、前よりまがるようになりました。
靴下を履く時の強い痛みはなくなりまいた。
身体の状態を確認させていただく。
全体的にバランスは改善されてきている。
腰やお尻の筋肉の硬さも緩和されてきている。
悪い所を中心に全身を調整。
筋肉の緩和操作も行う。
7回目以降
6回目以降は、順調に改善されて、11回目の施術で、日常生活ではほとんど腰痛を感じることがなくなった。
その後は、日頃のストレッチや身体のメンテナンスをすることをおススメして、終了。
コメント
椎間板ヘルニアと診断されるケースは多いようですが、ヘルニアだけが腰痛の原因ではないようです。
手術をしても、保存療法(手術以外の療法)をしても半年以降の痛みやしびれの症状はあまりかわらないというデータもあります。
激痛があっても身体のバランスを整え、自分の持っている治す力が最大限に発揮されれば、改善されることは多いです。
カイロプラクティックや鍼灸など代替療法も取り入れてみることも良いと思います。
よろしければご利用ください。