病歴と症状
- 今年の始めに膝の痛みを感じるようになった。
- だんだん痛みが強くなってきてしまったので、整形外科を受診。
- レントゲンを撮ってみたが、膝の隙間は狭くなっていないので、膝の骨や関節には異常なしと言われた。
- 痛みが膝の内側にあるから、鵞足炎(がそくえん)と診断された。
- それからスポーツマッサージを受けるが、2ヶ月経っても全然良くならず、あれこれ探してカイロを受けてみようと思った。
- 膝の内側は、起きた後はしばらく痛みがでる。
- 膝の屈伸をしたり、少し長く座った後や階段を下りるときにも痛む。
- 運動している最中やした後は必ず痛みがでる。
- 正座も痛くてできない。
施術と経過
初回来院時
鵞足(がそく)とは、膝の内側にある場所で、筋肉が骨に付着している部分を言います。
レントゲンで骨に異常がなく、鵞足部分に痛みがあると、鵞足炎と言われることが多々あるようです。
鵞足がある膝の内側を押すと強い痛みがでる。
鵞足につながっている筋肉を触診させていただく。
ハムストリングと呼ばれる太ももの裏の筋肉が硬く緊張してしまっている。
身体のバランスをチェックさせていただく。
膝関節の下の骨(脛骨)の内旋制限がある。
膝のお皿の動きも悪くなってしまっている。
膝を中心に全身を調整。
筋肉の緩和操作も行う。
施術がおわりましたので、起き上がっていただけますでしょうか。
はい。
お身体の状態ですが、膝関節と膝のお皿のバランスが悪くなっていました。
その影響で、太ももの裏の筋肉が硬くなっていました。
太ももの裏から膝の内側につながっている筋肉が特に硬くなっているので、膝の内側の痛みがでていると思います。
おそらく膝とお皿のバランスが改善され、筋肉が緩んでくると痛みが改善されると思います。
身体のバランスが安定するまで、がんばって少し通院してみてください。
わかりました。
2回目の来院
こんにちは。
膝の調子はいかがですか?
施術をしてもらった当日は良かったんですが、翌日にはまた戻ってしまった感じです。
そうですか。
わかりました。
では、また身体の状態を診させていただきます。
早速ですがうつ伏せになってください。
身体のバランスを確認させていただく。
おそらく身体の悪い癖が強く残っているので、ハムストリングの硬さや膝関節のバランスの悪さがぶり返してしまっている。
悪い所を中心に全身を調整。
3回目の来院
前回の施術後からは何か変化はありましたか?
痛みはまだありますが、膝を深く曲げられるようになりました。
わかりました。
少し改善されて良かったです。
では、うつ伏せになってください。
身体をチェックさせていただく。
膝関節のバランスは少し改善してきている。
お皿のバランスはまだ悪い。
筋肉の硬さは少し緩和してきている。
悪い場所を中心に全身を調整。
4回目以降
5回の施術を終えたころから、良い状態をキープできるようになった。
8回の施術後からは、日常生活で膝の痛みを感じることはなくなった。
10回の施術で、運動中や運動後の痛みもなくなったので、その後はメンテナンスをおススメして終了。
コメント
膝関節は、大腿骨と脛骨、腓骨それに膝蓋骨が加わり複雑な動きをします。
屈伸時には大腿骨と脛骨との間で、回旋の動きを伴います。
この回旋に動き制限があると、周辺筋肉の緊張が高まり、鵞足炎などの痛みを引き起こします。
カイロプラクティックでは、関節の細かな動きをチェックし、機能障害を起こしている関節を改善させます。
鵞足炎による膝の痛みでお悩みならご相談ください。